時期を考える

中古車の価格ですが、同じものであれば、ずっと同じ価格で販売されているものと思っている人も多いかもしれません。しかし実際には、1年を通じて、中古車の販売価格は上下動を繰り返すものなのです。そこで、安く中古車を購入するのであれば、時期を考えて購入することも重要になります。簡単に言ってしまえば、自動車の売り上げが落ちる時期を見計らって、中古車を購入してみましょう。中古車が売れるに越したことはないので、値下げの交渉にも応じてくれる可能性が高くなります。
まず自動車が最も売れる時期について考えましょう。それは、春先の2月から4月にかけてと言われています。新年度がスタートして、新社会人など、新天地で活動をする人も多くなる傾向があります。そこで、新生活に備えて、心機一転、自動車を購入しようと思う人が多くなります。このような時期に中古車の値下げをしようにも、応じてくれない可能性は高いです。あなたが自動車を購入してくれなくても、他にたくさんのお客がいるので、値下げに応じる必要がないからです。
そのほかにも10月から12月にかけても、よく自動車が売れる傾向があります。年末にかけて、実家に帰省するなど自動車を運転する機会も多くなります。そこで、この時期に合わせて、自動車を買い替える人もけっこう多いと言われています。このため、黙っていても中古車が売れてしまうので、店としてはわざわざ値下げ交渉に応じる必要はないということになってしまいます。
ではいつごろが自動車があまり売れなくなるかと言うと、4月が終了してから夏場にかけてと言われています。4月の後半にもなってくると上で紹介した、新年度を迎えて新しい自動車を購入したいと言う人の波が落ちついてきます。もしこの時、販売店にう残りの中古車があれば、下手するとこれまた上で紹介した10月から12月までの売れるシーズンまで、売れ残り続けるのではないかと言う懸念が出てきてしまうことになります。そこで、売れ残るのであれば、多少安い価格でも中古車を売りさばきたいという意識が働きやすくなると言われています。そこで、春から夏場にかけて、中古車販売店に行って、中古車を購入するのであれば、値下げ交渉をしてみるといいでしょう。確実に相手が応じてくれるという保証はありません。しかし、かなりの確率で、値下げ交渉に応じてくれる可能性はあるかと思われます。